身体を拓き心を高める〜拓心武道

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間合い

間合い

拓心武道空手の修錬用語における「間合い」とは、打撃技が有効となる空間的、彼我の距離的な意味合いでの「間」のことである。ただし、「間」には自他の技の威力や力量の予測による、心理的な反応の影響を受ける。そのことは心法として伝える。
参考までに剣道における「間合い」の概念は、一歩踏み込めば相手が斬れる「間」、一歩退けば斬撃を避けられる「間」を「一足一刀の間」としている。
拓心武道空手では、剣道における「一足一刀の間合い」を「撃間(うちま)」としている。ただし、剣の運用を前提とする剣道とは異なり、素手素足の運用を前提とする拓心武道空手は、素手による突き技と素足による蹴り技の二つの攻撃技がある。
ゆえに「撃間(うちま)」には、突き技の撃間と蹴り技の撃間の二つの撃間を設定する。
組手型における相手との対峙の起点は蹴りの撃間とする。ゆえに、組手型の修練においては、自然体から、左右自然体・組手構えで対峙する際、必ず「蹴りの撃間」で対峙する。
その他、突きの撃間より相手に相手に近い間合いを「近間(ちかま)」とする。これは相手を掴んだり、組み技を使う場合の間合いである。また、蹴りの「撃間(うちま)」より、少し相手から離れた「間合い」を「遠間(とおま)」とする。この間合いは短棒などの武器に対峙する間合いである。

 

 組手型の修練の流れの一例

受けの仕掛け技(攻撃技)が蹴りの場合は、その間合いで仕掛ける。ただし、受けの仕掛け技(攻撃技)が突き技の場合は、「受け(仕掛け手)」は、自分の突き技が、一歩踏み込んで、「取り(応じ手)」の目標(ヒットポイント)に正確に打ち込める距離まで継足でゆっくりと近づくのが原則である。なお、「受け(仕掛け手)」は仕掛け技を繰り出した後は、その場をすぐに動かないこと。「取り(応じ手)」が応じ技で仕掛け技を「取った」後に、ゆっくりと継足で、元の突きの撃間に戻る。その後、「受け」と「取り」が、初めと同じ、構えた状態で対峙する。その後、呼吸を合わせ自然体になり、拓心十字礼を行う。その後、右足左足の順番で足を一歩下げて「結び立ち」となり、相手と同時に丁寧に「立礼」を行う。これで組手型は終了である。

 

修正前〜間合いの原則(理法)

 

 組手修練における間合いとは、打撃技が有効となる空間的、彼我の距離的な意味合いでの「間」のことである。また、「間」には心理的な面も影響するが、そのことに関しては別に記す。参考として、剣道では、一歩踏み込めば相手が斬れる「間」、一歩退けば斬撃を避けられる「間」を「一足一刀の間」、また「打ち間」と呼び、基本の間合いとしている。

 一方、拓心武術では、剣道における「一足一刀の間合い」を組手修練における「撃間(うちま)」とする。ただし拓心武術理論における「撃間(うちま)」は、剣道の一足一刀の間合いとは若干異なることを理解して欲しい。なぜなら、拓心武術では空手武道の突き技、蹴り技を基本的攻撃技とするからである。

  拓心武術の組手修練における「撃間(うちま)」は2種の間合いを含んでいる。その一つは、一歩踏み込めば、突き技が相手の急所に当たる間合いとしての「突きの撃間(うちま)」、もう一つは蹴り技が当たる「間合い」としての「蹴りの撃間(うちま)」である。

 その他、突きの撃間より相手に相手に近い間合い、また相手と組み合い「組み討ち(くみうち)」が行える「間合い」を「近間(ちかま)」とする。さらに、蹴りの「撃間(うちま)」より相手から離れた「間合い」を「遠間(とおま)」とする。

 なお、拓心武術の組手稽古においては、それら三つの間を意識、かつ活用して自己の攻撃技を活かすことを考えること。

 

参考ページ

 

備考

  • 2021年10月6日:一部記述を修正

■ 修練用語辞典

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