囮技(おとり技)とは
「囮技」とは、相手の防御反応を試したり、相手の的確な反応を遅らせるために使う技のこと。また、決め技をより効果的にするための予備動作の役割もある。
囮技を使うと
- 囮技により相手の反応を誘うことで、相手の防御の隙を生み出す効果がある。そして、その隙を間髪を入れずに攻めることは、戦術行使の原則である。
- 囮技を使って相手の防御反応を試すことは、相手の防御技術の種類やレベル(手の内)を知ることができる。
「囮技は決め技と連携させて使うと効果的である」
「囮技と決め技が連携する攻撃を連絡技と呼ぶ」
連絡(連絡技)とは
囮技を使い、相手の構えを崩し、意識、予測を混乱させることによって、相手に決めたい技(決め技)が防御されないよう、より効果的となるように、「囮技」と「決め技」を組み合わせて攻撃すること。
参考
以下の記述は修正予定です。
連絡技と連続攻撃
ある攻撃技によって相手の崩れを瞬時に判断し、その崩れに合わせて、より効果的と予測される攻撃技を駆使することを連続攻撃と呼称する。連絡技と連続攻撃を同じと考える人たちもいるが、IBMA極真会館空手道では分けて考える。連続攻撃は、手数を駆使し、相手を崩すものも含むが、その際も相手の崩れを、的確に見極め、攻撃技の効果が、より効果的になるように攻撃しなければならない。ただ攻撃を連続させることは、単に連打と呼称する。