Takushin Budo Method

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約束組手とは

約束組手とは

 

 約束組手とは、簡単に言えば、組手型の作法を省略したものといっても良い。また、組手型の形態が仕掛け技1〜2本に対し応じ技1〜2本であるのに対し、約束組手の形態は仕掛け手が攻撃(仕掛け技)を10本以上繰り返す。その意味は、組手型は「作法」「呼吸」「理合」「一つひとつの技の形」などを正確に行うよう意識が重要なのに対し、約束組手は、回数を多くし、身体を技の形に慣らすことを主眼としているからである。言い換えれば、組手型は技の理合を表現すること(演武)とそれを継承することが目的であるのに対し、約束組手は皮相的で良いから技のイメージを掴むための稽古法である。

 初級者の稽古や新しい応じ技を習得する際は、約束組手の形式の方が良いかもしれない。しかしながら、約束組手であっても、組手型の稽古法の目的である、「作法」「呼吸」「理合」「一つひとつの技の形」などを等閑にしては、精度の高い技術は身につかないだろう。ゆえに、時々は組手型の稽古を行うことが必要である。尚且つ、約束組手の稽古であっても、「作法」「呼吸」「理合」「一つひとつの技の形」などの意識を持ちながら、数稽古を行わなければならない。

 

約束組手の具体的な行い方

 

約束組手には組手型のように相手と相対し、「受け(仕掛け手)」と「取り(応じて)」を交代して行う方法と、組手のように前後左右に動きながら約束組手を行う場合がある。そのような約束組手を行う場合は、以下のことを原則とする。

  1. 時間を決めて(30秒〜1分ぐらい)、「受け」と「取り」を交代すること。
  2. 基本相手との間合いを「蹴りの撃間」とし、相手との間合いが近くなったりした場合には、運足法を基に足を使うこと。
  3. 動き回るスペース(空間)を相手と自分の蹴りの撃間を直径とする円(相撲の土俵のようなスペース)に限定し、そこから出ないようにサークリング(斜め送り足)や回り込み(開き足)などを使い、位置取り(ポジショニング)をしながら行うこと。
  4. 約束組手のイメージ映像(準備中)

 

連続約束組手(ラリー稽古法)について

 

 約束組手の稽古法に、連続約束組手法と言うものがある。連続約束組手法とは、あらかじめ攻撃技と防御技を限定しておき、①先手が攻撃技を相手に出し、②後手がその攻撃技に応じる(受けて返す)。その①と②ということを連続して行う稽古法のことを連続約束組手という。さらに、①と②が相手と互いに協力しあい、何回連続できたかを目標とする。そのような連続約束組手を拓心武道メソッドにおいては、「ラリー練習」と呼ぶ(俗称)。

 

■ 修練用語辞典

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