道場における作法
IBMA極真会館増田道場では「作法」を重視します。作法とは「立ち居振る舞いのルール」と言っても良いでしょう。道場における作法の基本的なものは、「道場へ入場する際の作法」「道場からの退場する際の作法」「稽古時の先生、先輩、相手との礼法」「稽古時の見取り稽古(見学)時の作法」があります。
道場入門者は必ず覚えてください。
- 道場へ入場する際の作法/道場からの退場する際の作法
- 稽古時の先生、先輩、相手との礼法
- 稽古時の見取り稽古(見学)時の作法
1.道場へ入場する際の作法/退場する際の作法〜極真十字礼
- 道場生は稽古のために道場に入る時、出る時に必ず礼をすること。
- この礼は、先師や指導をしていただく指導員に対してのみならず、場所(稽古をする場)への敬意と感謝、仲間への挨拶などの意味が込められなければならない。
- 「極真十字礼」は極真会の伝統的な礼法です。立礼、座礼と共に道場生は正しい形を覚えてください。
- 挨拶は他者に自分の存在を伝える手段です。他者に自分の存在を伝えるということの基本は、自分の名前を相手に伝えることと挨拶をすることです。空手も仲間と共に稽古をすることで上達します。仲間に対する敬意は挨拶から始まります。
- 他者に対し敬意が、武道空手を学ぶ「心構え」です。
注意点
- 荷物を持ったまま十字礼をしない。荷物は一旦置いてから礼をする。
- 仲間に聞こえるような声で挨拶をする。※言葉を使う時(声を出す時)相手に聞こえるように出すのが基本。聞こえないように声を出すのは基本に反すると考える。
その1)道場へ入場する時
以下の写真は修正箇所があります。道場の入退場の際は「極真礼」を行います。
その2)稽古を終え、道場から退場する時
3.稽古時の見取り稽古(見学)時の作法
稽古を見学する際は、一旦「正座」で先生の指示を待つ。
- 稽古の見学を「見取り稽古」と言います(用語辞典を参照)。