一般稽古では、白帯から徐々に上級者となると、基本伝統技と基本組手技の応用技術を学ぶために必修組手型の稽古を行います。しかしながら、それはまだ組手型の修練の入り口でしかありません。
組手型の中には、逆技、投げ技などの技術も含まれます。それは組極真空手の創始者である大山倍達先生の空手には、様々な武術の技が網羅されているからです。つまり、極真空手の原点を忘れず、その深奥を訪ね、さらに技術を活かして行きたい、と我々は考えているのです。
ただし、単なる技術を習得するのではなく、その技術を活用していく中に、意義がある、と我々は考えています。組手稽古の中で技術を活かすために必要なこと。それは技術をい活かす原理原則です。その原理原則を学ぶための手段が組手型なのです。
備考
- 2021/7更新