TSアドバンス方式(ヒッティング)の稽古方法を知りたい方へ

 

 TSアドバンス方式の組手の稽古法、組手イメージを知りたい方は、増田の個人教授の映像を参考にしてください。

ただし、秋吉四段への個人教授ですから、ハイレベルの指導をしています。本映像でイメージを得たなら、組手技の基本、組手防御技ならびに組手技の活用法を学ぶ組手形の学習を行ってください。

より詳しい解説は拓心武道メソッドの個人教授のページで

増田より

 一般稽古では、10段階で言えば、まだ1〜2段階の稽古しかできていません。3〜4段階では、防御技の「ずらし身」や「潜り身」などを使った「応じ(技)」を稽古します。また、「応じの応じの稽古」、すなわち「応じ合いの稽古の応用」を行います。この稽古法は、俗に言う「ラリー」と言う稽古法の一種です。この「ラリー稽古(応じ合い)」を行わなければ、組手における「連続攻防のリズムを体得することが困難だと思います。現在、運足の稽古法が第2段階で行いますが、まだ運送の稽古をしたことがない人は、第1段階のレベルです。

 最後に、「TSアドバンス方式組手法(拓心武道メソッド)」は、「制心」「制機」「制技」のキーコンセプトを基に打撃技を当てる(使う)技能、打撃技を避ける(使う)技能の体得を目標としています。その過程で、技の原理を学び、技の精度を身につけます。さらに全身を技化します。

 「全身の技化」とは、技の形成のために、心と全身の回路を繋げることです。初心者の時点では、全身が技化していません。つまり、技を形成するための回路が心と全身にできていないのです。私の心身も未熟、かつ未開発のままですが、武術・武道の修練とは全身を開発し、技化することなのです。

 

 

個人指導 200924