12月20日(日)昇段講習会に参加する方々へ

 昇段講習会では型(伝統型と組手型)と組手の集中稽古を行います。ですが、型の稽古を行う前に基本(伝統技と組手技)ができていなければ話になりません。

 極真会館増田道場では、稽古の半分が組手技と組手の稽古です。しかしながら、組手技の基本ができていない人が多いと感じています。

 先日の昇級審査会でも、問題は組手技のレベルが低いことが問題でした。では、どこが良くないのかといえば、まず立ち方が良くありません(構え)。次に下半身と上半身の連動(腰の使い方)が良くありません。次に足さばき(運足)です。

 まずは、原点に立ち戻り、自然体組手立ちを見直してください。その認識ができない人は、今後、黒帯認定をしません。極真会館増田道場の自然体組手立ちは素直な心で行えば、一つも難しいものではありません。余計なイメージ(心)があるからできないのです。

 このことは、現黒帯の方々にも強く言いたいことです。立ち方の悪い人に体系だった技術を理解はできないと思います。講習会ではまず、立ち方を徹底します。講習の前に自分の自然体組手立ちを確認してみてください。

◎また、原点に立ち戻って茶帯の昇級審査項目を自分で確認することをおすすめします。昇級審査項目のページには自習シートがありますので活用してください。現在、新しく加わった組手技の項目があります。講習会で指導しますが予習しておいてください。