体捌き、足使い(運足)を良くする稽古法〜タッチヒッティング稽古

 

 

 

 

 タッチヒッティング稽古とは、足使い、体捌きの稽古法です。相手の肩や腿などタッチする場所をあらかじめ決め、タッチする側と防御側(防御側は体捌きによってタッチを防御してください)。

 タッチする側は決められた場所に手でタッチをします。タッチされたら1点です。また、タッチヒッティングを行うのは、直径2〜3メートルぐらいの円形のスペースを設定するか、イメージして、そこから出れば場外です。あらかじめ場外線を決めるのも良いでしょう。場外に出たら3点をタッチ側に与えます。時間を決めて、タッチ側と防御側が交代し、点数が多い方が勝ちです。

 タッチヒッティングは、頭を使うことがより重要です。また、このタッチヒッティング稽古は遊びのように見えますが、完全な稽古です。

 やり方には幾つかのパターンがありますが、上記の映像は一番簡単な形式のものです。 必ずしも点数をつけたり、勝敗を決めたりしなくても善いですが、真剣に行うことが肝要です。タッチヒッティングは、相撲の土俵のような円形のスペースをイメージし、サイドステップ(サークリング)や入り身や開き足、また体当たりからの背後取りなどの体捌きを使うとより高度な稽古になります。

 上記の映像では直径2、5〜3メートルの円から出ないように意識しています。