約束組手稽古の仕方について

 

約束組手稽古は拓心武術の組手稽古に必須の稽古法です。一般稽古では、基本稽古に続いて、組手型の稽古、約束組手稽古と進みます。そして、約束組手稽古ができるようになってから自由組手の稽古に移ります。

少年部には作法等の習得が難しい場合、組手型の稽古を省略して、約束組手稽古から行う場合もあります。ただし、大人は、組手型の稽古及び修練理論をしっかりと学びながら組手稽古を行います。そうしなければ、不必要な怪我や悪い癖が身に付いてしまうからです。畢竟、怪我をするのは、悪い癖が心身についているからです。ちなみに私の体の怪我は、空手の稽古によるものではありません。空手の稽古ではほとんど怪我はしません。その多くは、他の活動における、悪い癖や不注意からです。もちろん、空手の稽古以外での不注意や悪い癖も空手武道修練につながっています。ゆえにいたく反省しています。皆さんも怪我のないように稽古に取り組みましょう。また道場以外の場所でも悪い癖に気をつけてください。

約束組手を行う際、理解してほしい理論が「一手決め」「二手決め」「三手決め」の概念です。その理論をブログにアップしてあります。時間のある時に閲覧ください(将来、もっと平易に加筆修正する可能性もあります)→増田章 身体で考える(アメーバブログ)