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拓心武道(TakushinBudo)と「道の修行」
「強さ」だけではない、本当の学びとは
IBMA極真会館増田道場の空手武道は、その修練内容が豊富で深く、初めて見る方には「少し難しそう」と思われるかもしれません。
確かに、すべてを一度に修得するのは簡単ではありません。しかし、本道場では「TS方式(※)」という独自の組手法を取り入れ、効率的かつ段階的に技と心を育てる工夫をしています。
まずは体を鍛えること。そして少しずつ「心の強さ」を身につけること。
それだけでも、子どもたちの中にある「本来の力」は確実に育ち始めるのです。
子どもの心と身体は、必ず「方向」を持つ
子どもが「自分」という意識を持ち始めると、その心と身体は自然と“ある方向”へ向かい始めます。
そのとき大人にできることは、
- 間違った方向に進まないよう「軌道修正」してあげること
- そして子どもが本来持つ「自他を活かす力」を信じ、伝えていくこと
この「軌道修正の力」「自他を活かす力」こそが、拓心武道における“道の力=理法”なのです。
「私たちが目指す勝利」とは何か?
本道場で、子どもたちに目指してほしい「勝利」とは、単に試合で勝つことではありません。
理法に出会うこと
それこそが、「真の勝利」です。もちろん、試合では勝ちを目指し、全力を尽くすべきです。なぜなら、その過程にこそ「理法」と出会うチャンスがあるからです。
しかし、
「相手に勝った=勝利」
「試合に勝った=道に出会った」
…とは限りません。
この本質を見落とすと、武道が本来、目指すべき重要な価値を見失います。
拓心武道(TakushinBudo)に込めた「祈り」
今、多くの子どもたちが迷いの多い社会の中で、自分自身の軸を探しています。私は、すべての子どもたちが「本当の自分(自己の可能性と尊厳)」に出会い、自分自身の人生をしっかり編み上げていってほしいと願っています。
その一助となるのが、私の考案した「拓心武道」であってほしい。
そのために私は、「道の修行」を通じて、
- 子どもたちが自分を活かす力を育めるように…。
- 他者と共に生きる力を身につけられるように…。
- 人格を高めるための「勝利体験」を実感できるように…。。
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