心を高め身体を拓く空手

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■ デジタル空手教本の目次、他について

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IBMA極真会館・デジタル空手教本とは何か?

 

デジタル空手教本を活用すれば、自分の好きな時間、好きな場所で極真空手と拓心道空手が学べます

  • デジタル空手教本とはIBMA極真会館増田道場の空手を学ぶ人のためにあります。本サイトを活用して自分の好きな時間、好きな場所で修練ができるようになります。
  • デジタル空手教本を活用することによって極真空手のみならず増田章が考案・編集した拓心道空手の修練ができます。
  • デジタル空手教本は会員専用のデジタルコンテンツサイトですので、閲覧にはPWが必要です。ただし、一部ページはPWなしで閲覧が可能となっています。
  • デジタル空手教本は将来的に、IBMA極真会館増田道場の会員以外の人達にも閲覧登録していただければ、活用できるようにしたいと考えています。ただし、IBMA極真会館増田道場の会員情報が含むページを除く。

 

デジタル空手教本の目次と内容

↓IBMA極真会館の活動方針、修練理念を知るページ
↓極真空手の基本を知るページ
↓極真空手の伝統型を知るページ
↓極真会館増田道場の空手修錬の2本柱の一つ、基本組手技や組手型を知るページ3)

 

↓IBMA極真会館が採用する組手法、TS組手方式(ヒッティング方式)組手法を知るページ

 

↓その他の修練項目を知るページ
↓修錬用語や増田章の著作物などを知るページ
↓IBMA極真会館の修練で使う防具や空手着などを購入するページ
↓IBMA極真会館・本部が主催する昇級、昇段審査、講習会、月例試合、などの結果や動画を見るページ
↓昇級審査や昇段認定、各種規約、などについて知るページ

 

 

会員の方々へ

空手の技能の上達には、「正しい武道哲学(思想)と修練理論」が必要です。哲学と修練理論を合わせて「考え方」と言っても良いですが、その考え方によって修錬者にもたらされる結果を異なってきます。もちろん、空手の技能には個々人の心身の特色によって違いがあるかもしれません。しかしながら、武道という方向性においては、共通点があります。

本道場では、武道とは道を求めて修練を行い、上達を目指すものだと考えています。そして、上達とは他者のみならず、自己と深く対峙し、自他を生かしていく過程です。ゆえに、本道場の修練においては、個々の修練者自身が行う、修練体験の結果(自己の外形変化のみならず内面変化)の分析を行うことを重視します。つまり、各々の修練者が自らの心身と対峙し「考える」ことです。また、本道場では、空手修練によって自己をより良く成長させることを目的とします。そのためには、より良い「哲学(思想)と理論(考え方)」の獲得が必要です。そして自己の成長とは、より良い認識の獲得と言っても良いでしょう。しかしながら、通常の道場稽古は身体を鍛える面が強く、より良い認識を得るという点では、不十分です。それ故、道場稽古においては、身体を鍛えることに固執するのではなく、修練を振り返り、かつ修練結果の分析を行って下さい。その分析がなければ、技能は高まりません。

デジタル空手教本は、会員に武道哲学や修練理論に伝え、かつ修練分析のサポートのためのものです。本道場の空手道を学ぶ方々は、是非、わずかな時間で良いですからデジタル教本に目を通し、修練内容を振り返るようにしてください。

 

掲示板について

掲示板はIBMA極真会館増田道場の会員向けのお知らせ、ワンポイント稽古指導、本サイトの更新情報、などをいち早くお知らせするものです。掲示板に掲載した内容のアーカイブは、掲示板メニューで検索できます。

 

IBMA極真会館・道場紹介

道場紹介動画

 

デジタル空手教本を活用すれば…

 インターネットにアクセスできる環境と各種デバイス(スマホ、タブレット端末、PC)があれば、いつでも、どこでもIBMA極真会館空手道の自習ができます。

極真会館増田道場生の方々へ

  1. 修練を行うためのガイド
  2. デジタル空手武道教本は、道場での稽古の必須教材です。道場稽古の予習及び復習するために活用ください。
  3. 道場稽古の後、デジタル空手武道教本で、再度、稽古を振り返り、理論的に空手技を理解する努力をしていくと、上達のスピードが早まります。 
  4. IBMA極真会館空手道は、基本技術、応用組手技能の習得である修練とリーダーシップの養成を目標とする修道の二本柱で成り立っています。
  5. デジタル空手道教本とは、空手道修練を行う初心者から熟達者までを対象に、IBMA極真会館空手道の修練と修道をより深く、正しく、そして楽しく行っていただくためのガイドブック、そして教科書のようなものです。
  6. デジタル空手武道教本はIBMA極真会館の稽古カリキュラムの必須教材です。 
  7. 初心者はまず、技の写真の動作説明をよく読み、それを参考に、ゆっくりと技の動作を行ってみてください。また、鏡などを使い、自分の形とテキスト写真とを比べてください。その際、審査合格のチエックポイントを参照して行うと、より効果的です。
  8. 自分の動作をスマホなどで撮影し、その映像とテキストの動画や写真と比べてみるのも効果的な学習法です。
  9. 「付録 デジタル空手武道教本による学習法」のページには技名の検索仕方やサイトの活用法を掲載しています。

 

極真会館増田道場・師範 増田 章より

 デジタル空手武道教本は、予告なしに内容の更新を行います。なぜなら、稽古の体系および方法は、絶えずより良いものを求め、改善していかなければならない、と考えるからです。また、古典をただ真似るような稽古は極真会館増田道場の修練ではないからです。断っておきますが、IBMA極真会館空手道は、古典や伝統技を大切に承継、保存します。また、古典や伝統技を研究する中で、必要だと考えれば、修練体系を見直します。なぜなら、人や社会の変化に対応していきつつ、その伝統や伝統的な技に内在する普遍的な部分を活用して行く、それが極真会館増田道場の空手道だからです。ゆえに本デジタル空手武道教本は、初心者のためのみならず、黒帯・有段者が飽くなき道の追究を行う者にこそ、必要な物だと言っても良いでしょう。

 

◎デジタル空手武道教本は、忙しくて稽古に参加できない、遠隔地にいて極真会館増田道場の空手武道を学びたくても学べない人たちにも極真会館増田道場の空手武道を学んでもらうための通信学習の教材でもあります。

◎デジタル空手武道教本のサイトは、教本ページのみならず極真会館増田道場の各種規程や会員の試合や審査の内容を記録し、閲覧するページがあります。今後は試合の映像は本サイトで整理し、閲覧可能(極真会館増田道場の会員のみ)としたいと思います。過去の記録も、残っているものは、今後、整理して閲覧できるようにしたいと思っています。

 

 

IBMA極真会館増田道場修練体系

 

未来への武道

 武術の「基本技」を相手、状況、状態に応じて活用するには、理法(理合)との合致が必要だ。なぜなら、誰もが修練によって体得できる可能性が高く、実効性が高い優れた技とは理法(理合)と合致した技だからである。故に「技」の修練過程のおいて、理法(理合)に合致した技の創出を意識するのだ。また、そのような「優れた技」を誰もが目指すことができるように道筋(理論)が明確になったものを武道というのだと考えている。私は、そのような武道を「未来への武道」として残したい。だが、私が残したい武道とは、過去の一時期形成された武道を保存することではない。また、過去に形成された武道の保存を目指す人達は別にいる。

 私が考える武道とは、既存の武道の価値を活かしつつ変革して、未来の人間のあり方に貢献する武道である。それが拓心道空手と言っても良い。また、拓心道空手とは伝統武術や武道に内在する良点を活かしていく。ただし、その効用と目指す目的は古の武道、現代武道とは異なるかもしれない。具体的な内容は本書を読んで欲しいが、独自の点は武術の原点に立ち戻り、修練方法を再編集していることだ。その理由は、武道とは武術を原点としなければ、その特異性を価値として活かせないと考えたからだ。ここで武術について簡易な定義を試みれば「武術とは生命を奪い合う情況下において、相手を制する手段・技法のこと」である。そして、武術を誰もが習得可能としたものを武道と言っても良いと私は考えている。故に、武道修練において習得を目指す技には、生命を守ることに必要な技の精度と効力がなければならないと思う。また、技を運用するために必要な技能が必要だと思う。さらに技能の裏面には、自己の心を制し、かつ活かすための心法の体得も必要なはずだ。だが、古の武術をそのまま教えることには問題がある。他方、現代武道には武術の本質を喪失したと思えるものが多くない。特に打撃技を主に使う武道の中には、私の考えに十分に合致するものはなかった。故に、私が独自で研究し、現代人の生活に効用のあるものとして再編集する必要があった。そして、その再編に合わせて新たな修練理論を打ち立てる必要があった。それが本書である。当然ながら、修練形態は、現代社会に適合する形態に創り変えている。だが、その技能は転用の仕方次第では、古の武術同様の効用もある。しかしながら、私が重視したのは古の武術修練に内在する「心身を繋ぐ機能の開拓」と「暴力性の超克」である。

 私は武術の修練により「心身を繋ぐ機能の開拓」と「暴力性の超克」がなされるには、武道に新たな価値観と視点が必要だと思っている。残念ながら、そのような価値観と視点を有する武道はほとんどない。故に、私は武道に対する認識を刷新を唱えたい。

 補足を加えれば、私が考える「未来への武道」の価値とは、時代の変化に合わせ、その時代の大衆が望む刺激を与えるような価値ではない。むしろ、古に遡って、何百年もの歳月の中で培われた古典的な価値観と同様のものかもしれない。そして、今、私は武道に内在する普遍的なものを活かせば、その内容を未来へ向けてより有用なものとして革新することができると考えている。それには、武術の修練の中に新たな価値を見出し、その形態と哲学を刷新することが必要だと思っている。さらに述べれば、古の本質を生かした革新こそが、伝統の継承だと考えている。また、私が考える「未来への武道」の価値とは修練者の心身の感性を向上させることだ。さらに経験そのものにある。換言すれば、私は技能習得へ向けた努力の経験と過程によって培われる感性が人と社会に貢献すると考えている。そして、その感性が人類同士が兵器による殺し合いを行うことに対する抑止力になるかもしれないと思っている。(心撃不敗の修練理論〜第七節 未来への武道より)

 

武道とは自分を活かす道

 増田道場は極真会館の伝統を大切にしながら技術を追求し、極真空手の思想を深めていきます。そして武道としての極真空手を追求していきます。私が仮に武道を大掴みに定義すれば、「武道とは格闘の技術とそれを使う思想も含めた体系」となります。そして武道が思想と言えるものならば、人と社会に有意義なものでなければならないと思います。武道においては、伝統的な形(型)や思想を大事にしながらも、今を生きる人たちに活かされるよう変化し、かつ進化して行くのが自然です。否、むしろ変化に対応するのが武道だと考えています。もちろん伝統を保存する役割の武道団体は別です。しかしながら、伝統を保存することが目的の武道団体の目指すものは武道ではないと思います。繰り返しますが、武道が思想と言えるものならば、今を生きる人たちにとって有意義なものでなければならないのです。

 言い換えれば、私が考える武道とは、心と身体を創る手段であると同時に人間をより良くしていく精神と言っても良いものです。ゆえに武道の体得を目指す者は、自己(私)の精神に対峙し、磨いていく必要があります。

 私は、武道とは自己の精神を高め、かつ自分を活かす道だと考えています。故に目先の優劣や勝ち負けなどにとらわれないようにして欲しいと思います。また、長い目で自己(私)を観る習慣をつけてほしいと思います。また、私の追求する空手武道は、絶えず自(私)を変化させながらも本質を見失わず、高次化(新たな価値を創造していく)していくことに貢献するものです。故に古伝の形を尊重しながらも、新たな武道の地平を開拓していきます。

 最後に、デジタル空手武道教本は絶えず更新を行なっていきます。また本サイトは、空手武道を通じて皆さんと共に歩んでいくための地図であり記録でもあります。ですからIBMA極真会館の極真空手、また拓心武道メソッドによる武道空手を学ぶ方々に絶えず閲覧してほしいと考えています。まだ不十分なサイトですが、さらにコンテンツを充実させて行きますので活用するようにしてください。それでは一緒に空手武道をよりよく学び、そして楽しんでいきましょう。

2020年5月

 

増田 章の著書、他の購入

 

 

 

 

 

極真会館松井館長との対談

 

 

 

備考

  • 2020/2/7:一部加筆修正
  • 2021/2/1:一部加筆修正
  • 2021/10/24:一部加筆修正
  • 2022/2:一部修正/武道とは自分を活かす道
  • 2023/6/4:一部修正
  • 2023/11/8:一部修正
  • 2024/2/20:一部改訂

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