フリースタイル空手(FK)とは?
※以下のルールは2014年2月時点のものです。その後、修正、変更があります。
フリースタイルカラテとは、立ち技において、
「打つ」「蹴る」「投げる」を試せる
新しい武道スポーツのことです。
※ただし、関節技や手による頭部打撃など、危険技を除く
主な特徴
- 打撃系格闘技で初めてボールゲームのような得点制(ポイント制)を導入しています。
- 得点詳細は、効果1点、有効3点、技有り6点、一本は12点、反則行為には相手に点数を与えます(イエローカード1点/レッドカード3点)
- 先に12点を獲得すれば、勝負あり(試合終了)とします。
フリースタイルカラテの試合で使用が許可されている技と反則行為
- 相手を掴んだり、組み合うことが3秒間以内なら許可されます。ただし、組み合いが許される時間は、主審が「1、2、3」とコールし、選手に知らせ、主審が4とコールした後も組み合うことは、反則行為とみなします。
- 主審の「やめ」という試合の停止の指示に従わない場合、反則行為となります。
- タックル、投げ技 首相撲、背後取り、すべて有効。スリップでも倒れたら相手にポイントを与えます
- 場外に出た場合、相手に加点されます(1点)。
- 相手の背後からの頭部への打撃技及び背部への打撃技を禁止します(公式ルールブックを参照のこと)。
試合時間について
- 本戦3〜5分(選手レベルによって異なります)。
- 本戦で規定の点差がない場合、延長戦を2分間行ないます(本戦3点差、延長戦1点〜選手並びに試合レベルによって異なります)。
- 延長戦2分間
旗判定について
- 本戦が引き分けの場合、延長戦を2分間行ないます。
- 最終延長戦で1点差以上なければ、主審と副審2人で旗判定を行ないます
最終延長戦について
- 最終延長戦では1点でも得点の多い方が勝者となります。
その他の得点について
- 場外にでる→1点(場外)を相手に与えます。
- 相手を倒す→1点(効果)を獲得します。
- 相手を倒し、決めを行なう→3点(有効)を獲得します。
- テクニカルハイキックポイント→回し蹴り、カカト落としなどは、効果1点を獲得します。尚、後ろ回し蹴りは有効3点を獲得します。
- 片手、片膝、片手と片膝がついた状態は、倒れた状態と見なされません。
- 倒れた状態とは、両手又は両膝、臀部、体側など、その他の身体部位が床に着いた状態のことです。
- 場外とは、両足が完全に場外にでた場合を指します
勝負有り(試合終了)について
規定の試合時間内に12点を先取した場合、その時点で「勝負有り(試合終了)」として、12点を先取した先取の勝ちとします。※レスリングのテクニカル・フォール勝ちのようなものです。
反則行為について
- 反則行為は非故意であっても、イエローカードにより反則を宣せられ、1点を相手に加点します。
- 故意の反則行為は、相手へのダメージ、反則の内容によっては、1回でレッドカードの宣告、あるいは失格を宣告されます。その判断は、ルールに則り、主審にゆだねられています。但し、その判断に意義がある場合は、異議申し立てができます。さらに、その際の審議は、審議委員を交えて行なわれます。(詳細は別紙にて)
- 相手にダメージを与えた反則行為に関しては、レッドカードにより反則を宣せられ、3点を相手に加点します。
- イエローカードの反則行為は、3回目には必ずレッカードとなります。
- レッドカードを宣せられた後の反則行為は、故意、非故意に関わらず反則負けとなります(イエローカード4回分)。
その他
- レッグプロテクター着用します。
- 顔面へのパンチは禁止します。※本大会では、オープンフインガーグローブは使用しません。
- レッグプロテクターについては、一般クラスは着用禁止。シニアクラスは、着用することとします
- マウスピース、金的プロテクターの着用を義務づけます(メーカーは問いません)。但し、金的プロテクターは、着衣(着)の下に着用して下さい。
- タックル、投げ技 首相撲、背後取り、倒してからの決めすべて有効です。尚、スリップでも倒れたら相手にポイントを与えます。場外に出ても相手にポイントを与えます。
- 試合用の帯は主催者で用意いたします。
〈IBMA-大会実行委員会編〉
審議委員長:大森敏範/審判委員長:荻野聡 ※詳しくはオフィシャル・ルールを参照のこと。
2014/1/31修正/2014/2/09修正/2014/5/25修正/2014/5/27修正