平行立ち・中段廻し蹴り(その場)
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平行立ち・上段回し蹴り(平行立ち)
上段回し蹴り〜蹴りと蹴り込みについて
上段回し蹴りは、まず膝を目標に照準をあわすように外側、斜め45度くらいに挙げながら骨盤を回すようにします。骨盤が回り切ったぐらいで、ひざ下の脚をスナップを利かすように、伸ばして素早く引くようにして蹴ります。目標に当てる部位は〈背足〉です。なお、廻し蹴りには、膝下の脚のスナップを効かせるのではなく、蹴り脚全体を使い蹴る、蹴り方がある。そのような蹴り方〈廻し蹴り〉に対し〈廻し蹴り込み〉という。本ページの上段廻し蹴りは、伝統技基本にも含まれる、〈上段廻し蹴り〉である。
さらに、攻撃に使う部分によっても蹴り方が異なる。なお、回し蹴りの際の攻撃に使う部分には、背足、中足、すねなどがある。また、足底、足刀などを使う回し蹴りもある。
昇級のポイント
- 手構えが正しくできていなければ減点となる(蹴り込みや組手立ちの上段回し蹴りの際は、振り手を使う場合がある)。
- 蹴ると同時に骨盤を回すことができなければ減点となる。
- 引き足がないと減点となる。
- 上体が必要以上にぶれた場合は減点。
備考